夏の風情

昨日は仕事やら雑務やらをこなしてから床屋に行ってきた。ふだんは車で行くところを徒歩で。

しかし、大体予想できそうなものだが、汗ばむ陽気の日に床屋を終えて歩くのは失敗だった。カット後の細かい髪の毛が汗ばむ背中に入ってけっこう不快だったからである。

帰宅して「どうせシャワーを浴びるからこのまま野菜の世話でもするか」と思い立った。おととい夜は強風強雨で苗が倒れてしまうかとヒヤヒヤした。それもあって早めにしっかりした支柱を立てることにする。

ワンコはいつも楽しそう

作業中、西日も差してかなり暑かった。夏の夕方に外を眺めながら飲むビール、が恋しくなる。

それぞれの季節で好きな瞬間というものがぼくにもある。5月は新緑と心地良い風を感じる季節だと思っていたが、今の5月はほとんど夏なのかもしれない。そして梅雨というよりも蒸し暑い雨季がすぐにやってくるのだろう。

子供には、春も夏も秋も冬もそれぞれに風情があったんだよ、と四季について過去の思い出として語ることになるのだろうか。それとも今の子供たちはぎりぎり経験し、親と共感できるだろうか。

環境問題と言われるが、素人のぼくなどは風情を心配してしまう。季節の風情は暮らしに彩りを与えてくれるし、感性も刺激してくれる。子供にもそんな環境で育ってほしいとやはり思ってしまう。

そんな事を考えつつ、買った歳時記はどこにやったっけ?と探し始めるギター父ちゃんです。