ギター演奏「風笛」

楽器の発表会などでよく耳にする「風笛」。ギターで弾いてみました!

「風笛 ソロギター」などで検索すると「way back home」でもお世話になったkattinさんのアレンジが!ありがたく演奏をコピーさせていただき、音を足したり引いたりして数日間いろいろと試行錯誤。そして、そろそろいけるかな?と感じたので動画撮影。動画撮影は必ず下振れするのでもう諦めてミスを気にせずに投稿しています。

今回はギターブログらしく、どんなことを考え、また意識して弾いているか書いてみようと思います。(動画でミスを連発しているので恐縮ですが、、)

 

・曲力が高いのでだいたい良い感じになります

前提として曲の完成度や力がものすごいので、ふつうに弾けば良い感じになると思っています。自分で弾いていて自分自身が癒されてしまうほどの曲力!すごいです。

しかし「ふつうに弾く」というのがなかなか難しいもの。以下は気をつけたいと感じたポイントです。

 

・音を流していく

曲に浸ってしまい音を流すのを忘れないように気をつけた方が良さそうだ、と感じました。感じたままに気持ちよく弾こうとすると、客観的に聴くとずいぶんタメたりもっさりさせたりしているな、と感じられてしまうかもしれません。

また流していくことに関連しますが、演奏が臭くならないように自分が弾きたい感じよりも少しあっさりめに弾くように気をつけました。

流れの緩急みたいなものも計算しておくと良さそうです。

 

・発音、発音、そして発音

楽器は発音が特に大切だと感じています。「風笛」のようなテンポ感で音数も少ないアレンジであれば特に目立ちます。

発音はギターの場合おおざっぱに言えば、押さえて鳴らすタイミング。良い楽器はその発音をカバーしてくれます。良い発音については良い楽器を弾いてみてその発音をイメージして練習すると良いかなと思っています。

 

・雑音を消します

発音に対して消音です。ギターはとにかく雑音が鳴る楽器。鳴らすべき弦以外の弦は左手と右手の余っている指を駆使して常に消音(ミュート)する、くらいで弾いてちょうど良い感じです。(まれに左手を一瞬パッと指板に触れさせているのは、基本的には指が足らずミュート不可能なタイミングなんだけど音楽的にやっぱりミュートしたいんだよ!という時に苦肉の策でやっています)

動画ではミュートをミスしているところもばっちり撮れていますので、ミュートしないとこうなるという参考になるかと思います、、。

 

・音の長さを管理!

ミュートとも関係しますが、ギターの開放弦はミュートしない限り鳴りっぱなしになってしまいます。ミュートが不可能なときもありますが、出来る限り全ての音に対して「この音はどこまで伸ばすのか」管理するのがポイントです。

ソロギターの場合は特にメロディラインの音の長さとボリュームをしっかりコントロールしなければメロディがベース音とコード音に埋もれてしまうので要注意です。

 

(エフェクトについて)

練習ではエフェクトはかけずに、生音で練習するのがおすすめです。特にリバーブなどのエフェクトは発音をごまかせるので要注意。「風笛」のような曲を弾くときは特にリバーブをかけたくなってしまうと思います。私もリバーブがあればなぁとよく思いますが、ストイックに生音で練習し投稿するようにしています。

youtubesnsなどで投稿されているギター動画はほとんどエフェクトがかかっていますが、それは動画としてのクオリティを上げるためだろうと思っています。ライブやレコーディングも然りですね。)

 

「風笛」は楽器をやっている人が弾きたくなる気持ちがよくわかる曲でした。私はギターは伴奏楽器という認識なので、やはり旋律楽器と演奏したいですね。(ソロギターは難しすぎて人智を超えている領域に感じてます笑)ヴァイオリンとのデュオで弾けるようにしていきたいです!